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Posted by naturum at

2011年12月06日

釣りの格言2

さて、意外に好評だった(?)昨日の記事「釣りの格言」なんですが、一部わかりにくいところがあったので、加筆しました(洗面器のところになります)。



さて、釣り場を3D・立体的に捉えるといっても・・・

これはなかなか難しい。

まさに知識として持っていても、それを実際に使えるかどうか別問題です。

例えば、「お、2重潮だ。上と下で潮の流れが違う」とわかったとします。
そして・・・

「で?」

ってなるときありません(笑)?
知識はあくまで知識。
実際に使う(そして結果を出す)のは難しいDeath・・・


私はバス釣りに関しては色々な人に教えてもらいました
中学生のときは、「ボートの準備や後片付けをするので乗せてください!」といろんな方のボートに乗せてもらって色々学びました(昔からこういう性格なんです)。


「エリア・スポットを見るときは、岸から目線ではなく、沖から目線」

<岸からの景色>


<沖からの景色>



当たり前すぎます? でも私は目からうろこが落ちました。
バス釣りでどんなに岸釣りが上手くても、ボートに乗るとしばらくは釣れません。
まったく釣りが違うからです。

私の場合、エリアやスポットを岸からの目線で考えてました。
つまり、岸釣りの釣り人の目線
「あそこまでシャローが広がっている」とか、「あの辺がブレイクでストンと落ちる」とか「ここのポイント(岬)は向こうまで伸びている」とか。

でも、ある人に言われたんです。

「サカナの目線で、沖からエリア・スポットを考える」


ぬー。
ブレイクはストンと落ちてないんです。
沖から来た魚にとっては、いきなり目の前でボトムが盛り上がる場所なんです。
で、その先にシャローが岸まで続いている。
ポイント(岬)も、サカナが沖から岸に上がってくるときに、一番最初のコンタクトする・できる変化なんです。
その変化沿いを泳いでいけば、(たまたま)シャローに上がれると言う。

うーん、当たり前すぎます?
でも、私にとってはこの考えはショックでした。


「サカナは地図も無ければ、俯瞰図も見れない」

つまり、サカナは地図・俯瞰図を持ってないのでで目の前の変化に沿って行くしかないんです。
だから、目の前の変化沿いを泳いでいるうちに、チャネル沿いになり、ブレイク沿いになり、ポイント(岬)沿いになる・・・

そうすると、「このブレイクは水槽なのか洗面器なのか」が自分なりにわかってきました。
うーん、当たり前すぎるかなぁ。
どうなんでしょう(笑)

ただね、結局は色々な視点で物事を見ると言う事なんですよね。釣り人視点じゃなく、サカナ視点。




そう考えるとマーケティングと同じ、特に合コンのときと同じだなぁ、と腑に落ちました。


あ、過去の似たような記事をリンクしておきますね。

「開高健の釣れない時の言い訳」はコチラ
「開高健の釣れない時の記事」はコチラ



「サカナは学習するのか」はコチラ
「回遊と居つきのサカナ」はコチラ



「パターン=再現性」はコチラ
「地形を釣る」はコチラ


よし、明日もきっと良い日!

  


Posted by 三吉 at 11:30Comments(8)釣り全般