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Posted by naturum at

2011年11月15日

わくわくどきどきと自分の原点2

いいなぁ、みんな釣りに行かれてますよね・・・
うらやましい・・・私はしばらく行けそうにありません・・・
しくしく・・・

昨日はブログ1周年記事を書きましたが、今日からはさらにマニアックな方面に行こうかと(笑)


さて、今日はわくわくどきどきの日なんです。
(マス)マーケターを生業とする私

同業者では無いですが、私が一度は働きたいと思ってた方とお会いします。
うーん、まさか一緒に働けるとは・・・
驚きと喜びと、少しの恐怖(笑)
そんな気持ちです。
さて、いざ勝負。


こんな時は自分の原点に返って勝負します。
ええい、相手がどんな大物でも、呑まれてたまるか(笑)
伏見工業と試合するときはもっと怖かったぞ(笑)

もう一つの原点。そう京菓子屋の息子であることです。
その中で私が大好きなストーリーがあります。

水無月

陰暦で6月のことではありますが、今日はその話ではなく・・・
京菓子の水無月です(笑)



皆さん、食べたことあられます?
6月(30日)に食べるお菓子なんです。
京都の各神社で「夏越しの払え」という行事が行われるのですが、まさに「厄をのがれ、夏を迎えようとする気持ちで食べるお菓子」なんです。

面白い形でしょう。なんでこんな形なんでしょう?



「氷室」って言葉を聞かれたことあります?
製氷する技術が無かった時代、冬の間に確保した氷や雪を夏場まで保管してた場所のことなんです。
洞窟や掘られた穴であったり、山中で茅葺の小屋の中で保管したり。
まさに「氷室」と呼ばれる地名が生まれたわけです。

<あなたの街にもありません?>



で、夏に厄除けに氷や雪を食べるのですが・・・
ええ、あまりに貴重です。

まさに朝廷・将軍用です・・・
一般庶民の口にはまったく入らない・・・



だから、氷を模したお菓子を作り、氷の代わりに食したんです。
外郎(ういろう)で氷を模し、魔よけの効果があると言われた小豆を一緒に庶民が食べるお菓子。
それが京菓子 水無月なんです。
どうです?食べたくなりました(笑)?


これがね、私の原点の一つ
中学生のころかなぁ。ある日親父に言われたんです。

「なぁ、三吉。ただ京菓子を売るだけじゃだめなんだ。京菓子の裏にあるストーリーをしっかり伝えて、その歴史と一緒に食べてもらわないと意味が無いんだ」

その時に、何かしらマーケティングと言う仕事が頭に浮かびました。
え?京菓子屋を継ぐ事じゃないのかって?

無理です、無理無理。
だってね、例えば白鳥のお菓子を作るとするでしょう。
私の弟が作ると白鳥だけど、私が作るとアヒルになるんですもん・・・

<弟が作ると・・・>


<私が作ると・・・>


ね、無理でしょう・・・
さて今日は・・・勇気だ、勇気(笑)


よし、今日もきっと良い日!  


Posted by 三吉 at 11:30Comments(10)マーケティング?