2011年03月15日
釣りと人との出会い
地震関連の仕事をしながら、思う事が幾つか出てきます。
その中の一つに「日本経済を守らないと支援も出来ない」と言う事もありました。
100人いれば100通りの支援の方法がありますよね。
そう強く感じた一日でした。
例えば、コメディアンの方。
コメディアンの方が、本当の自分の強みを活かして支援する場合、「笑いを自粛」するだけでは難しいはずです。
もちろんその「笑い」には特別な配慮がいる事は間違いありません。
しかし、(もちろん適切な時期に)本当のプロのコメディアンならば、被災された方をケアし勇気付ける「何か」を出来るかもしれません。
人には色々な役割がある、そんなことも感じました。
私の場合、釣りと出会い、人と出会って現在の自分があると強く思います。
釣りと出会ってなかったら…怖さすら感じます。

前に書いたのですが、高校2年の時JBTAバスクラシックのJrで3位になった事があります。
その時、表彰台で私はガムを噛んでました…
表彰後、所属するチームの監督におもいっきり殴られました(当たり前ですね…)
「お前は馬鹿か!お前の行動でチーム全員が笑われるんだぞ!!」と。
琵琶湖での3試合、そしてクラシックのために河口湖まで連れて行ってくれたチームのプロの方々と、ライバルでもあり、でも応援してくれた同じJrのチームメンバー。
大事なみんなに迷惑を掛けたのだと、ショックを受けました。
当時の私は…挨拶も出来ず、突っ張ってばかりいるどうしようも無い子だったのです。
それ以後、その監督は「挨拶をしっかりする」「バスボートに乗せてもらったら、後片付け・掃除を徹底する」「ありがとうを口に出す」と言ったごくごく当たり前の事だけど私ができていなかった事を一つ一つ直してくれました。
そう、私に礼儀とマナーを教えてくれました。
これも先日書いたのですが…弟にも学びました。
この前の記事で、弟が京都のラグビーの聖地、宝ヶ池で試合する事になった時、初めて両親を試合に呼んだと書きました。
<京都のラグビーの聖地、宝が行け球技場>

弟の対面(同じポジション)は180cm 90kgの高校日本代表の経歴のある選手。
172cm 73kgの弟より一回り大きい相手です。
弟はこの手の選手に慣れてます。小ささをすばしっこさに転化し、とにかく常に動く、細かくステップを切る、タックルも相手がトップスピードになる前に低く早く、を得意としていました。
ところが試合開始直後から私の目には不思議な光景が映ります。
弟が正面からぶつかっていくのです。体重Xスピードがエネルギーだとすると、全く無謀です。
無謀なのは身体の小さい弟が百も承知なはずです。
にもかかわらず、正面からぶつかり続ける弟。
コンタクトのたびに吹き飛ばされる弟を見て、しかも弟は試合開始前に観客を煽っていただけに、スタンドからは野次が飛びます。
もう両親は試合を見れなくなりました。ずっとうつむいてます。
倒れて、水を掛けられて、足を引きずる弟を直視できません…
結局、後半20分、弟は負傷退場になりました。ヒザを壊して担架で運ばれていきました。
私はどうしても理解できません。なんで正面から行くのか?得意のステップは?
どうしても我慢できず、試合後に会いに行きました。
「お前、なにしてんねん!なんで正面から行くねん!」
「おにい、ここは宝ヶ池やで。京都人が宝ヶ池で引いてどうすんねん。まぁ、退場してもうたけどな」
弟からは逃げない心を学びました。
そして、私の師匠。
エピソードが多すぎて…
これらは今後に一つ一つ大事に書く予定です。
ただ言えるのは、釣りがなければ師匠とこういう関係にはなっていないということ。
釣りのおかげです。だって…こんなに一緒にいましたから。すごいでしょ。
師匠は馬鹿な私のために、釣りを通じてマーケティングを教えてくれました。
では、師匠から何を学んだか…
プロフェッショナルになること。
かも知れません。
この言葉は重いです。私には非常に重い。
「プロならば、そのカテゴリーで日本一を意識するんだ」と。
そんな話も今後書いてみたいです。
思い返せば、釣りと人に救われてきました。
これからも大事にしていこうと思います。
きっと明日は良い日になりますように。
その中の一つに「日本経済を守らないと支援も出来ない」と言う事もありました。
100人いれば100通りの支援の方法がありますよね。
そう強く感じた一日でした。
例えば、コメディアンの方。
コメディアンの方が、本当の自分の強みを活かして支援する場合、「笑いを自粛」するだけでは難しいはずです。
もちろんその「笑い」には特別な配慮がいる事は間違いありません。
しかし、(もちろん適切な時期に)本当のプロのコメディアンならば、被災された方をケアし勇気付ける「何か」を出来るかもしれません。
人には色々な役割がある、そんなことも感じました。
私の場合、釣りと出会い、人と出会って現在の自分があると強く思います。
釣りと出会ってなかったら…怖さすら感じます。

前に書いたのですが、高校2年の時JBTAバスクラシックのJrで3位になった事があります。
その時、表彰台で私はガムを噛んでました…
表彰後、所属するチームの監督におもいっきり殴られました(当たり前ですね…)
「お前は馬鹿か!お前の行動でチーム全員が笑われるんだぞ!!」と。
琵琶湖での3試合、そしてクラシックのために河口湖まで連れて行ってくれたチームのプロの方々と、ライバルでもあり、でも応援してくれた同じJrのチームメンバー。
大事なみんなに迷惑を掛けたのだと、ショックを受けました。
当時の私は…挨拶も出来ず、突っ張ってばかりいるどうしようも無い子だったのです。
それ以後、その監督は「挨拶をしっかりする」「バスボートに乗せてもらったら、後片付け・掃除を徹底する」「ありがとうを口に出す」と言ったごくごく当たり前の事だけど私ができていなかった事を一つ一つ直してくれました。
そう、私に礼儀とマナーを教えてくれました。
これも先日書いたのですが…弟にも学びました。
この前の記事で、弟が京都のラグビーの聖地、宝ヶ池で試合する事になった時、初めて両親を試合に呼んだと書きました。
<京都のラグビーの聖地、宝が行け球技場>

弟の対面(同じポジション)は180cm 90kgの高校日本代表の経歴のある選手。
172cm 73kgの弟より一回り大きい相手です。
弟はこの手の選手に慣れてます。小ささをすばしっこさに転化し、とにかく常に動く、細かくステップを切る、タックルも相手がトップスピードになる前に低く早く、を得意としていました。
ところが試合開始直後から私の目には不思議な光景が映ります。
弟が正面からぶつかっていくのです。体重Xスピードがエネルギーだとすると、全く無謀です。
無謀なのは身体の小さい弟が百も承知なはずです。
にもかかわらず、正面からぶつかり続ける弟。
コンタクトのたびに吹き飛ばされる弟を見て、しかも弟は試合開始前に観客を煽っていただけに、スタンドからは野次が飛びます。
もう両親は試合を見れなくなりました。ずっとうつむいてます。
倒れて、水を掛けられて、足を引きずる弟を直視できません…
結局、後半20分、弟は負傷退場になりました。ヒザを壊して担架で運ばれていきました。
私はどうしても理解できません。なんで正面から行くのか?得意のステップは?
どうしても我慢できず、試合後に会いに行きました。
「お前、なにしてんねん!なんで正面から行くねん!」
「おにい、ここは宝ヶ池やで。京都人が宝ヶ池で引いてどうすんねん。まぁ、退場してもうたけどな」
弟からは逃げない心を学びました。
そして、私の師匠。
エピソードが多すぎて…
これらは今後に一つ一つ大事に書く予定です。
ただ言えるのは、釣りがなければ師匠とこういう関係にはなっていないということ。
釣りのおかげです。だって…こんなに一緒にいましたから。すごいでしょ。
師匠は馬鹿な私のために、釣りを通じてマーケティングを教えてくれました。
では、師匠から何を学んだか…
プロフェッショナルになること。
かも知れません。
この言葉は重いです。私には非常に重い。
「プロならば、そのカテゴリーで日本一を意識するんだ」と。
そんな話も今後書いてみたいです。
思い返せば、釣りと人に救われてきました。
これからも大事にしていこうと思います。
きっと明日は良い日になりますように。
Posted by 三吉 at 12:04│Comments(10)
│マーケティング?
この記事へのコメント
弟さんかっちょいいですね!
ベイトタックルでバックラ祭りの自分を重ねてしまいました(笑)
ベイトタックルでバックラ祭りの自分を重ねてしまいました(笑)
Posted by 黒縁 at 2011年03月15日 12:37
>本当の自分の強みを活かして支援
というのに本当に賛同します。
自分が持っている能力、時間、財産から最も効率的に付加価値を生み出すことができるのは、やはりその人のプロフェッショナル分野と思います。
それで生み出された付加価値を自分だけのものとせず、分け与えることが一番の支援だと思います。
気持ち的には直接的な支援や感情的な応援や自粛に走りたくなりますが、普段どおりに、泣いて笑って楽しみつつ、普段以上に価値を生み出すことが生き残った者の使命のような気がします。
千羽鶴を折るとか私には理解できない行動です。
というのに本当に賛同します。
自分が持っている能力、時間、財産から最も効率的に付加価値を生み出すことができるのは、やはりその人のプロフェッショナル分野と思います。
それで生み出された付加価値を自分だけのものとせず、分け与えることが一番の支援だと思います。
気持ち的には直接的な支援や感情的な応援や自粛に走りたくなりますが、普段どおりに、泣いて笑って楽しみつつ、普段以上に価値を生み出すことが生き残った者の使命のような気がします。
千羽鶴を折るとか私には理解できない行動です。
Posted by Masa at 2011年03月15日 16:49
黒縁さん、
バックラですか!
ブレーキをギンギンに締められてます?
まずはギンギンから(笑)
バックラですか!
ブレーキをギンギンに締められてます?
まずはギンギンから(笑)
Posted by 三吉
at 2011年03月15日 19:24

Masaさん、
う、Only1=No.1でもそうでしたが、細かいところを読まれてますね。
理想は、自分にしか出来ない事を周りのために出来れば良いですよね。
そういうプロにならないと、と思います。
う、Only1=No.1でもそうでしたが、細かいところを読まれてますね。
理想は、自分にしか出来ない事を周りのために出来れば良いですよね。
そういうプロにならないと、と思います。
Posted by 三吉
at 2011年03月15日 19:27

ちわ!
微妙に活動時期がかぶってたかもです。
私がトーナメントの財産として残っているのはゴミひろいだけ。
たくさんの想いはありますが、プロの世界ってホント想像を超えてますよね。
だから魅力的なんでしょう。
自分にしか伝えられないもの、探し続けます。
微妙に活動時期がかぶってたかもです。
私がトーナメントの財産として残っているのはゴミひろいだけ。
たくさんの想いはありますが、プロの世界ってホント想像を超えてますよね。
だから魅力的なんでしょう。
自分にしか伝えられないもの、探し続けます。
Posted by okamasa at 2011年03月15日 19:57
細かいですか? 笑
引用したのは一部分ですが、全体として三吉さんのプロフェッショナリズムに感銘を受けております。
引用したのは一部分ですが、全体として三吉さんのプロフェッショナリズムに感銘を受けております。
Posted by Masa at 2011年03月15日 21:27
okamasaさん、
えー、かぶるんですか!
チームはバスカンです(笑)って京都ネタですけど。
トーナメント、懐かしいです。やっぱりTOP50の人は凄いですよねえ。しみじみ。
えー、かぶるんですか!
チームはバスカンです(笑)って京都ネタですけど。
トーナメント、懐かしいです。やっぱりTOP50の人は凄いですよねえ。しみじみ。
Posted by 三吉
at 2011年03月16日 01:52

Masaさん、
んー、これは一度飲まないとだめですね(笑)
でないと逆におかしいです。
んー、これは一度飲まないとだめですね(笑)
でないと逆におかしいです。
Posted by 三吉
at 2011年03月16日 01:54

是非!
私も対策本部員なので、お互い落ち着いたら実現しましょうね!
私も対策本部員なので、お互い落ち着いたら実現しましょうね!
Posted by Masa at 2011年03月17日 07:29
Masaさん、
対策本部員なんですか?
色々な情報が入りますよねえ。。。
私も現場の現実の情報を聞く事が多く、辛いです。
落ち着いたら是非!
サイボーグも連行しましょう!
ん?サイボーグ、酒癖悪そうかな。。。
対策本部員なんですか?
色々な情報が入りますよねえ。。。
私も現場の現実の情報を聞く事が多く、辛いです。
落ち着いたら是非!
サイボーグも連行しましょう!
ん?サイボーグ、酒癖悪そうかな。。。
Posted by 三吉
at 2011年03月17日 07:46

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