2011年02月05日
熱の中でつらつらと①
北海道まで来て、風邪でダウンの三吉です(笑)
寝てるだけでしんどいですが、あまりに暇なので。。。とりとめとなくつらつらと。
熱で寝ていると昔の頃の夢をよく見ます。
私はその昔、釣果至上主義からエスカレートし、トーナメント至上主義の時期がありました。
バス業界では、トーナメントが流行る前、いわゆるメディアプロがたくさんいました。
口がうまくて、プロモーションがうまくて、メディアで活躍するプロです。
しかし、トーナメントでは彼等は結果を残せませんでした。釣りが上手い人はゴロゴロいたのです。
これがなんの自慢にもならないのはバスをしてる人ならわかりますが、高校時代にバスクラシックでジュニア三位になりました。
ホームの琵琶湖から初めて河口湖に行き、関東のバスに手を焼きました(笑)
私と同じようにバスに狂った高校生とのトーナメントは刺激的でした。打倒関東!でした(笑)
ある関東の有名選手と琵琶湖で同船した事がありました。
5メーターラインのメインチャンネルのウィードエッジ。3メーターあたりにサスペンドしてるのは前の週にチェック済みでしたが、そこにルアーが通れば釣れてしまう魚なので、同船者対策がキーでした。
私は,わざと5メーターダイバーのクランクと10グラムのテキサスをこれ見よがしに2セットずつ用意し、ボトムを狙うフェイクをかまし、実際は3メーターを狙いました。
リミットを達成した時に、関東の同船者が一言。
「三吉君、中層で釣ってるね。テキサスの中層釣りを初めて見たよ。わかってたけど、河口湖のタックルじゃ難しいや。魚を掛けても獲れる気がしないよ」
本当に驚きました。よくわかったなあ、と感心しました。
あまりに感動して、タックル貸しました(笑)
いやあ、良く釣る奴でしたわ(笑)
日夜全てがトーナメントの事を考えてました。
あの時、クラシックを一緒に戦った関西の面子はまだがんばってるなあ。
同じチームだった部長と呼ばれる琵琶湖のガイド、ワインドもする琵琶湖のガイド、アメリカで活躍してるプロ,みんな釣りが好きでした。
その後,トーナメントに出てるのがラグビー部の先輩にバレて引退しました(笑)。
琵琶湖のために関西の大学に入学し、トーナメントにのめり込むはずでしたが、なぜかまたラグビー部に入ってしまいました(笑)。
社会人になって、やはり諦めきれずトーナメントをやろうと決め、二年ほど猛練習しました。
先にプロになってた友達をサポートしながら、色々なプロの釣りを見る機会がありました。
そこで知ってしまったリアルトッププロの腕。。。
無理だと思いました。むしろ気持ち良かったです(笑)
友達と一緒にあるプロのプラに付き合った時。。。午前中に普通にプラに付き合いますが、全く釣れない灼熱の琵琶湖。
「あかん、集中しな。今から一時間だけ勝負しよか。勝ったらプロトのロッド、どれでもやるよ」
で、一時間後に、まあ、釣ってくるわけですわ。
そんな彼ですら、日本で30位前後。。。その師匠たるや。。。
もうアカンと思いました。
自分もそれなりに上手いと思ってましたが、魚探の使い方や流し方と情報分析能力、山立て、ポイントへのアプローチ。
変な話、ルアーのトレースラインとかリトリーブのさせ方とかは別に負けません。そこで負けてたら話にならないでしょう。
でもそんなんじゃないんです。。。
釣りの動作なんてどうでも良い、そう根本的に思わされた、数ある経験の中の一つでした。
まあ、それからかなあ。
初めて釣果以外で釣りの楽しみをわかったのは。
熱の中、そんな事を思い出しました。
寝てるだけでしんどいですが、あまりに暇なので。。。とりとめとなくつらつらと。
熱で寝ていると昔の頃の夢をよく見ます。
私はその昔、釣果至上主義からエスカレートし、トーナメント至上主義の時期がありました。
バス業界では、トーナメントが流行る前、いわゆるメディアプロがたくさんいました。
口がうまくて、プロモーションがうまくて、メディアで活躍するプロです。
しかし、トーナメントでは彼等は結果を残せませんでした。釣りが上手い人はゴロゴロいたのです。
これがなんの自慢にもならないのはバスをしてる人ならわかりますが、高校時代にバスクラシックでジュニア三位になりました。
ホームの琵琶湖から初めて河口湖に行き、関東のバスに手を焼きました(笑)
私と同じようにバスに狂った高校生とのトーナメントは刺激的でした。打倒関東!でした(笑)
ある関東の有名選手と琵琶湖で同船した事がありました。
5メーターラインのメインチャンネルのウィードエッジ。3メーターあたりにサスペンドしてるのは前の週にチェック済みでしたが、そこにルアーが通れば釣れてしまう魚なので、同船者対策がキーでした。
私は,わざと5メーターダイバーのクランクと10グラムのテキサスをこれ見よがしに2セットずつ用意し、ボトムを狙うフェイクをかまし、実際は3メーターを狙いました。
リミットを達成した時に、関東の同船者が一言。
「三吉君、中層で釣ってるね。テキサスの中層釣りを初めて見たよ。わかってたけど、河口湖のタックルじゃ難しいや。魚を掛けても獲れる気がしないよ」
本当に驚きました。よくわかったなあ、と感心しました。
あまりに感動して、タックル貸しました(笑)
いやあ、良く釣る奴でしたわ(笑)
日夜全てがトーナメントの事を考えてました。
あの時、クラシックを一緒に戦った関西の面子はまだがんばってるなあ。
同じチームだった部長と呼ばれる琵琶湖のガイド、ワインドもする琵琶湖のガイド、アメリカで活躍してるプロ,みんな釣りが好きでした。
その後,トーナメントに出てるのがラグビー部の先輩にバレて引退しました(笑)。
琵琶湖のために関西の大学に入学し、トーナメントにのめり込むはずでしたが、なぜかまたラグビー部に入ってしまいました(笑)。
社会人になって、やはり諦めきれずトーナメントをやろうと決め、二年ほど猛練習しました。
先にプロになってた友達をサポートしながら、色々なプロの釣りを見る機会がありました。
そこで知ってしまったリアルトッププロの腕。。。
無理だと思いました。むしろ気持ち良かったです(笑)
友達と一緒にあるプロのプラに付き合った時。。。午前中に普通にプラに付き合いますが、全く釣れない灼熱の琵琶湖。
「あかん、集中しな。今から一時間だけ勝負しよか。勝ったらプロトのロッド、どれでもやるよ」
で、一時間後に、まあ、釣ってくるわけですわ。
そんな彼ですら、日本で30位前後。。。その師匠たるや。。。
もうアカンと思いました。
自分もそれなりに上手いと思ってましたが、魚探の使い方や流し方と情報分析能力、山立て、ポイントへのアプローチ。
変な話、ルアーのトレースラインとかリトリーブのさせ方とかは別に負けません。そこで負けてたら話にならないでしょう。
でもそんなんじゃないんです。。。
釣りの動作なんてどうでも良い、そう根本的に思わされた、数ある経験の中の一つでした。
まあ、それからかなあ。
初めて釣果以外で釣りの楽しみをわかったのは。
熱の中、そんな事を思い出しました。
Posted by 三吉 at 11:20│Comments(2)
│釣り全般
この記事へのコメント
こんにちは 中Z です。
ぼくもかつてはトーナメントに身を置く人間でした。
今から思えば確かに狂っていましたねぇ・・・・
エンゲル係数ならぬ釣ゲル係数があるとすればいくつになる事か?
本当にそのくらいのめり込みましたが
やはり敗北(心が折れた)の時は来ました。
トーナメントで上位常連の方と僕も少し仲良くなって
色々話を聞くうちにTOPアスリートが持っているものは
どんなに頑張っても自分には無いんだと気づきトーナメントからは
足を洗って次第です。
でも自分はプロなんだって意識が無くなった分、釣りを自由に
楽しめる自分がいることに気づきました。
その時の経験は他の釣りでもフィードバックされ役立っています。
ですが、トーナメントのあの緊張感やリミットメイクした時の
あの達成感は今も忘れられられませんw
ぼくもかつてはトーナメントに身を置く人間でした。
今から思えば確かに狂っていましたねぇ・・・・
エンゲル係数ならぬ釣ゲル係数があるとすればいくつになる事か?
本当にそのくらいのめり込みましたが
やはり敗北(心が折れた)の時は来ました。
トーナメントで上位常連の方と僕も少し仲良くなって
色々話を聞くうちにTOPアスリートが持っているものは
どんなに頑張っても自分には無いんだと気づきトーナメントからは
足を洗って次第です。
でも自分はプロなんだって意識が無くなった分、釣りを自由に
楽しめる自分がいることに気づきました。
その時の経験は他の釣りでもフィードバックされ役立っています。
ですが、トーナメントのあの緊張感やリミットメイクした時の
あの達成感は今も忘れられられませんw
Posted by 中Z at 2011年02月05日 15:48
あ、今ちょうど次の記事に中Zさんの事を書いてる所でした(笑)
私も今は釣り場に行ける事、キャストできる事だけで楽しいです。
川でカワムツを魚肉ソーセージで釣るのも好きですね(笑)
ヘラが気になります。。。
私も今は釣り場に行ける事、キャストできる事だけで楽しいです。
川でカワムツを魚肉ソーセージで釣るのも好きですね(笑)
ヘラが気になります。。。
Posted by 三吉 at 2011年02月05日 16:42
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