切なくなる数字

三吉

2011年12月01日 11:00

この三吉。
昨日のウェーディングに関するインプレ記事を書いてる間に、のそのそ出撃したくなったのですが・・・
どうやら「浸かり風邪」を引いたようです。
まぁ、寒い中、ブルブル震えながら浸かってたからなぁ・・・



ロッド・リールに関しても、私なりのウェーダー用タックルが見えてきました。
結果的に落ち着いたのは、ハンタウェイ862PE+エクスセンスCI4なんです。



私がウェーディングタックルに求めるものは、

1.ライントラブル禁止
2.色々なルアーを投げれる汎用性
3.疲れないこと

なんです。

1.のライントラブル禁止。
PEラインはライントラブルがありますよね(涙)
ライントラブルはね、ウェーディング中だと悲しみ倍増です。
なので、多少の飛距離に目を瞑っても、PEコンセプトガイドに手が伸びます。
そしてロッドの長さですが、本来遠浅の状況も考慮すると、飛距離が欲しい。
同じ浜でも潮の干満で遠浅になるときもありますから。



なんですが、ロッドティップにラインが絡んだときの事を考えると(涙)
私のリーチですと、8.6ftだったらぎりぎり浸かりながら対応できるんです。

2.の汎用性。
私の場合、あまり軽いルアーは投げませんが、デュエルのハードコアミノーからジェネシス ジャロウまでは投げたい。
手返し良くキャストもしたいので、少し硬めのロッドになりました。

3.の疲れないこと(笑)
11ツインパの巻き心地にうっとりしながらも、軽いエクスセンスに手が伸びます。

こんな感じになりました。
もちろん、気分によってベイトタックルも使います。風が無くて重いルアーを投げたいときに(笑)



さて・・・この季節になると切なくなる数字が出てきます。

長崎     12-12
大阪(第1) 20-19
宮崎     11-10
秋田     17-15
岡山     17-15
徳島     10- 7

違う意味で、同じように切なくなる数字もあります。

島根    182- 0
佐賀    173- 0


嗚呼、切なくなります・・・
これは、憧れのラグビー高校全国大会(いわゆる花園)を目指す、県予選決勝のスコアです。



いわば青春を高校ラグビーと言う、きつい・きたない・くるしいスポーツに捧げた3年間総決算の結果なんです。
例えば、受験がありながらも、夏が過ぎても引退せずに色々な葛藤の中で決勝を迎えたその結果なんですね。


長崎の12-12。

花園への切符は抽選で決まりました
抽選は両校のキャプテンが引きます。
自分の代の一年間、いや時にはそれ以上のライバル校のキャプテン同士がくじを引くわけです。
少なくとも1年間、常にお互いを意識して、新人戦や春と秋の公式戦だけでなく、練習試合でも顔を合わせて切磋琢磨してきた関係です。




長崎の場合。両校のキャプテンがくじを引き、そしてその結果を見て、互いに喜びも悔しさも出さず、ただ抱き合ってロッカールームに帰って言ったと地元の新聞記事に載ったそうです。

ラグビーはトライが5点。トライのあとに許されるコンバージョンキックが2点。
合計最大7点が入ります。
その中での、1点差や2点差3点差
切なくなります。




その一方、170点や180点の差が出る決勝戦。
これはこれで切ないです。ラグビーは手を抜けないスポーツです。だから点差が付いてしまいます。
ただ、彼らの目は死んでなかったと思います。

元々力の差は前提のはず。その中で、1つでもトライをとりたい、少しでも自分たちが練習してきたものを競合・強豪校にぶつけたい。
そんな想いは決してこれからの長い人生で無駄にならないはずです。

私の好きな言葉に、「青春はきっと誰もが負け越しなのだから」と言うのがあります。
うん、きっとみんな負け越しです。だから、これからの人生に生かしてもらいたいです。


などなど書いていると、スッキリしたくなります。
これが、フランスです(笑)




よし、明日もきっと良い日!


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