11ツインパワーC3000 インプレ
まさかこの日がやってくるとは・・・
私の釣り人生において、新リールのインプレを書くことなど、もはや無いと思っていたのに・・・
不測の事態に戸惑っている三吉です。
しかし
インプレを書かねばなりません!
なぜか!
消費者心理として・・・買ってしまった行動を
正当化したいからです・・・
ええ、シマノ 11ツインパワーC3000です。
コスト(価格)とパフォーマンス。
このバランスはどのメーカーも、そしてどのユーザーも
悩みどころです(一部セレブを除く)。マーケターにとってもクリエイティブにとっても難しいところです。
バス釣り時代、特に岸釣り時代に私のタックルは高価格化をたどりました。
リールはステラやアンタレス、ロッドは・・・本当に色々買ってしまいました。
そして、何をとち狂ったか
バスボートを買ってしまったのですが(生活は
困窮を極めました)、そこで私のタックルに
劇的変化が起こりました。
「こりゃ、道具よりエリアとスポットだな」と思ったのです。
シマノアルテグラのコストパフォーマンスの素晴らしさに気づき、ロッドも1万円台(フェンウィックFVR)になりました。多分ね、琵琶湖でバスボートに載せてるタックルでは一番コストパフォーマンスあふれる釣り人だったと思います。
コストを掛ければ良いモノが出来るのは限りなく事実でしょう。
素材が変わります。素材の調理法が変わります。そして組立工程・精度も変わるでしょう。
ただ、
使用感の向上と
実際の便益はこれまた違う問題です。
現在、私が所有している
アルテグラアドバンスC3000HGと
エクスセンスCI4 C3000Mにも違いはあります。
インプレにも書きましたが、抵抗の重いルアーを引くときの使用感が違いますね。
さて、11ツインパワーC3000ですが・・・
買った理由は
現在のそれなりの価格のリールの性能を知りたかったことがあります。
ベンチマークですね。
使用して感じたこと。
1.巻き心地が実にスムース。気持ち良いです。
2.T型ノブの素材が良く、滑りにくく、これまた気持ち良い。
3.(ステラを無視すれば)もうこのリールで「
あがり」と思える。
予想より良かったこと。
1.
ハンタウェイのグリップとカラーがマッチする。
2.250gあるが、重く感じない。
もう少しこうなれば良いなぁと思うこと。
1.うーん・・・現時点では無し・・・
2.あ、メディアには「性能はステラ並み!」と
もっと
煽って欲しい(笑)
となります。
エクスセンスCI4に比べて、
釣果は変わらないと思います。
私の腕では、「スムースな巻き心地から来る感度」よりPEラインからの情報が圧倒的に多いので・・・
ハイギアにしなかった理由は・・・私は短気・せっかちなので早巻きになってしまうことと、エクスセンスの巻き取り量が短め(68cm。ツインパC3000は76cm)なので、リール交換した時に対応できるためです。
やはり再確認しました。
便益には「過程便益」もある、と。
本来その商品が、あるいはそのカテゴリーが提供すべき「便益」に対し、使用感と言う
「使用過程・経験便益」。
そして、その結果生まれる「満足感」。
クルマのインテリアの質感やあるレベル以上の静粛性。「走る・曲がる・止まる」との関係は・・・
「XXX仕立て」と書かれた食品の味の差は・・・
髪や身体、はたまた歯や食器を洗ってる時の泡立ち。洗浄効果と関係は・・・
でも、その行為の結果だけでなく、
過程や経験を楽しむ。
もちろんその商品を
買う行為自体も楽しめる。
価格も含めて、そんな商品とユーザーの関係が理想ですね。
ツインパと私、そんな関係になれそうです。
ただし!!
財布の中身と私の関係は現在不仲を極めてます!!!
アルテグラアドバンスと
エクスセンスCI4もまだまだ頑張ってもらいますよーーー
11ツインパワーC3000とエクスセンスCI4の比較を追加しました。
三吉の
シーバスタックルはコチラ。
シマノ メタニウムMg7のインプレを追加しました。
シーバス用
ベイトタックルインプレを追加しました。
よし、明日はきっと良い節約日・・・
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