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2010年11月16日

思い出のタックル紹介1

思い出のタックルは色々あるのですが・・・
どうしても「記憶」に加えて「記録」に残しておきたい(元)相棒があります。

小学生の時にバス釣りを始めたのですが、当時はバスに関しての情報が多いとは言えない状況でした。
(今は無き)某バスカントリーにて、店長・店員から教えてもらう情報と釣り雑誌(BasserとTackle Box)、そしてUSのビデオのみが貴重な情報源でした。

そのUSビデオから飛び込んできた映像は小学生の私にショックを与えるものでした。

「こ、これがバスボートか!」
バス釣りだけに特化されたデザイン、エリアに一目散に向かうハイパワーのエンジン。ギラギラとこれでもかと存在を主張するアメリカンなラメボディ。

「大人になったら絶対にバスボートを買う!!」
と決めた瞬間でした。


17歳で4級船舶を取り、プロショップの店員のバスボート(インターセプター・ハイドロスター)を運転させてもらい、夢は膨らむばかりでした。

しかし現実はそんなに甘くありません。
高いです、バスボート!!


その後、琵琶湖から離れたくないという思いだけで、関西に就職を決めました。某外資系のマーケティング職でしたが、「バスボートが欲しい!」の一心で働きました。


毎日ネットをチェックし、ボート屋に電話をし、そこで出会ったのがこの(格安中古)バスボートです。
格安の理由は、琵琶湖では不人気ブランドのチャージャーだからです(霞ヶ浦ではそこそこ人気らしいですが・・・)。

古臭いデザイン、重い船体、クセのある走行性能、安定しないディーラー体制・・・
あまりのハンドルの重さにパワステを投入しました・・・

でもね、この古臭いデザインが小学校の私の記憶のバスボートにドンピシャだったのです。エンジンはヤマハでもなくホンダでもなくスズキでもなく、もちろんマーキュリー。このボートに乗って、小学生に戻った気持ちで琵琶湖で釣りをしてました。

(琵琶湖でのバス)釣りが好きで、大学を関西に選び、就職先を関西に選び、「マーケティング」と言うやったことのない仕事も「バス釣り」の経験を元になんとかやってきました。外資系でしたが・・・慣れない英語もバス用語で助かったことも多々あります・・・
そんな全てがチャージャーに結実した感じでした。

維持は大変でした・・・ハイオクが見る見る燃焼されていきます
それでもスロットルを全開にする馬鹿な私・・・

当時の愛車はデミオ(3速ATで80馬力くらい・・・)でした。ボートを買うためにクルマ代を抑えたのです。
ええ、クルマのほうがボートよりも小さく非力で安価でした・・・

そして・・・30歳を過ぎ、琵琶湖に行く時間が取れなくなりました。
琵琶湖で1日釣りをする体力と気力を維持するのも大変になってきました。

で、今はどこかで誰かの相棒として大切に乗っていただいていることを祈っています(4ストエンジンが積まれてますように・・・)。
ありがとう、チャージャー! がんばれ、チャージャー!!

<元相棒>
チャージャー180(17.10FT)+マーキュリー(150HP)
船名:シーデミオ

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