まだルアー釣りの情報が少なく、バスが幻の魚のころ・・・
とにかく
ルアーを投げること自体が楽しかった三吉です。
中学に入学してすぐの頃かなぁ。
校門近くで、家から自転車で10分ほどの場所にバスプロショップができるというチラシをもらいました。某バスXントリーです。
小学校の頃からわけもわからずルアーを投げてましたが、
釣れませんでした・・・
だって、当時の
加茂川・鴨川ででっかいプラグを投げてたわけですから・・・
それこそ、厳冬期にザラスプークとかラッキー13とか・・・
ええ、もちろんただ巻きデス。
その後に釣れると言われ始めた場所は・・・お寺の池やお城のお堀たちです・・・
かへる君を投入です。あとは
えげつない色のトーナメントワーム6インチ・・・
初めてのベイトリールはシマノのチヌ用リールだったはずです・・・
投げられないので、
手でルアーを投げて、リールで巻き取ってました・・・
釣れるわけありません・・・
よくお坊さんに追いかけられたなぁ・・・生贄として足の遅い子が捕まって
ロッドを折られてました・・・
「待ってぇーー。置いて行かないでぇーーー」という声が耳から離れません・・・合掌。
さて、バスなんてルアーで釣れるわけが無いと信じていたのですが・・・
夏休みにそんな子供たちを集めて琵琶湖合宿があるという・・・
はい、参加しました。湖北の近江中庄あたりだったかな。そこをベースに大浦まで。
中学生にとっては夢のようなイベントです。
当時京都の子供は、琵琶湖の北に行けば行くほどパラダイスがあると思ってました。
実際は・・・北には東海から
続々とバサーがやってくるんですけどね・・・
また・・・始発のバスに乗り、京都駅から湖西線に乗り、てくてくと歩いて釣り場に着くと(雄琴港が多かったなぁ)既に7時半過ぎ。
なんとか
朝マヅメに釣りたいという欲求もありました。
実は・・・合宿初日は釣れませんでした・・・無茶苦茶ショックでした・・・
そして次の日の朝マヅメ。朝マヅメの大浦でついに初バスをゲット。
そのときのルアーがこれです。
ドン!
ロッドはダイワの安いファントムだったけな。グリップがゴムでした。
リールはミリオネアST。ラインはストレーンの蛍光イエロー12lb。
すべりが悪くて、ギシギシ言うラインでした・・・
なぜタイガーか?ラパラだとバックラ(ッシュ)するからです・・・
なぜワームじゃないのか?記憶にありません・・・根がかりが怖かったんだと思います・・・
釣れたのが信じられなくて、興奮のあまりラインを巻ききってましたね。
トップガイド直下にタイガーとバスが苦しそうにぶら下がってました。
嗚呼懐かしい。