都賀川の釣り人に学んだこと

三吉

2010年11月19日 12:22

昨日は久しぶりの飲み会でした。ぐびぐび。
実は・・・シーバス釣りを始める前は毎晩のように飲んでました。ぐびぐび。
でもね、シーバス釣りを始めてから・・・
車の運転が必要じゃないですか!
釣りと愛車のプジョーのためにも飲めません・・・

だからアルコールを飲む日が激減しました。おかげで体調がいいです。
アルコールを体内に流し込む代わりに、テクテクと深夜ウォーキングをしてるわけですから。しかもエイッエイッってトゥイッチながら。

さて、深江浜ばかりの私ですが、11月初旬に都賀川に釣りに行ったことがあります。釣具屋の店員さんに教えてもらったからです。
釣具屋の情報・・・重要ですよね。でも深江のシーバスばりにスレた私はこう考えます。

「本当に釣具屋の店員がこんな初心者丸出しの客に良い場所を教えてくれるのだろうか?」

店員さんには間違いなくお得意さん(=上顧客)がいるはずです。そのお得意さんから得た貴重なホットスポットを下顧客である私に言うのだろうか?
マクドナルドのスマイル0円のように、釣具屋の釣り情報は0円なのか?

少しでも情報の質を上げるために私がとる方法。
「あ、すいません。今夜釣りに行くのですが・・・お勧め場所とその場所で間違いないルアーを一つ選んでください」です。
もちろんリスクはあります。
自分では絶対に選ばないルアーが勧められる時があるからです・・・
これはきつい・・・
まぁ、結果的にはロッドもリールも大量購入してしまいましたが・・・


さて、都賀川に着き、深江の釣りそのまんまでストラクチャーを狙います。そしてテクトロ with トゥイッチ。
そうこうしてるうちに、一台のクルマが軽快にやってきます。
車から降りるや否やライトで水面チェック。
そしてキビキビとタックルの準備にはいってます。

私の横で投げ始められたのですが、何にも障害物が無い、目の前10メートルあたりの所にキャストを繰り返されてます。
と、その瞬間「バシャバシャ!バシャシャシャシャ!!」と推定70cmのシーバスを捕獲されます。

それからがもう大変です。首は前を向けてるのですが、眼球=黒目は真横に向けてます
もう、目の筋肉が引きつるくらい横目で彼を観察します。
彼は悠々と目の前10メーターあたりにキャストを続けます。

「もしやあの辺りのボトムには何かあるのだろうか?バンプ?なんだろう??」

もう目の筋肉が耐えられません。
しかも、私はメガネをかけてるのですが、究極の横目で観察していますから、視線がメガネのレンズ越しになりません
夜の暗さ、裸眼の視力の悪さ、そして目の筋肉の限界・・・

ついに観念しました。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。

「あのぉ、何でそこに投げられてるんです?」
「あ、水のよれです」
「・・・」

知ってます知ってます。どの本を見ても「潮目や水のよれ」と書いてあります。
が、まさかそんな目の前の水のよれ・・・
まさに百聞は一見にしかず。

あまりに感心してその日はそのまま帰りました。
大阪から来ているというその彼は本当に親切な方で初心者の私に色々と教えてくれました。ありがとう!

水のよれ。例え目の前10メーターでも水のよれ。
もう忘れません。


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