万年筆の競合は?
師匠は言う。
「良く聞け、三吉よ。マーケティングとは
仮想敵の設定からすべてが始めるのだ」
例えば、
万年筆。
あなたがある万年筆メーカーの
社長だとして・・・
仮想敵はどこなんでしょうか?
確かに、
競合の万年筆メーカーですね。
大体にして、ライバル会社がいるものです。それも強力な。
ん?すると・・・万年筆だけでなく、
何かを書く物も競合かな。
となると、
高級ボールペンが仮想敵かも。
万年筆とは違って、インク漏れもないし、書きやすいし、手軽です。
いやいや、書く物と言っても、
手書きをする機会は減ってるような・・・
そうか、
PCも厄介な相手だなぁ。手書きでメモを残したり日記をつけたりも減ってるもんなぁ。
書いて何かを人に伝えると言う意味においてなら、
電話も競合かも。
あ、
メールも無視できません。年賀状も手書きじゃなくなってきてるし・・・
競合設定、これはなかなか重要です。
競合が他の万年筆メーカーなら、その社の製品より良い物を作らねばなりません。
競合が、高級ボールペンなら・・・
これはなかなか手強い・・・ボールペンに対する優位性をかなり考えないと。
ところが競合がPCや電話やメールなら・・・
そもそも手書きで物を書く素晴らしさからマーケティングしないとなぁ。
ま、実際は・・・
えてして万年筆の競合は、
ネクタイや財布が多いんですがね。
万年筆は自分で買うケースもありますが、
贈答品としてもかなり多い。
すると、マーケティングは「いかに万年筆を大事な人にプレゼントするのが素晴らしいか」になりますね。
そのためにも、良いプレゼントを贈った感のある装飾や化粧箱も大事です。
仮想敵を見誤ると、もうその後のマーケティングはメチャクチャなことになります・・・
冬に、そして特に寒い日にサラダが売れないと奮闘している私の後輩。
お鍋とサラダはあんまり一緒に食べないだろうし、おでんとサラダもムズカシイなぁ・・・
仮想敵に対して、仮想の味方もいるんだよ。
釣りにおいての私の仮想敵・・・
え?
ライントラブル??
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