師匠は言う・・・
「なぁ、三吉よ。業界は違えど同じマーケターとしてつくづく思うんだが・・・あのルアーの種類はまだしも、
カラーの多さはどうにかならんのかね・・・
消費者が戸惑っておらんかね。私はとても心配しておるのだよ」
「いえ、師匠・・・お言葉ながら、師匠はいつも
率先してニューカラーを購入されているように見えますが・・・少なくとも師匠は傍目には
むしろ喜んでおられるようにすら見受けられます・・・現に今、師匠の手元にはニューカラーが握られております・・・」
「ぬぅぅ。ばれておったか・・・」
「それに・・・師匠・・・師匠も矢継ぎ早にNew FlavorとかNew Scentとか出されてるじゃないですか・・・数量限定とかまで・・・」
「三吉よ。それは言わぬ約束じゃ。
たわけ!」
そう、
店頭では楽しいんです。
「お、これ釣れそう!」とか、「これこれ、このトーンのカラーが欲しかったんだよん!」などと興奮します。あるいは、「このカラーでつれたら楽しいよなぁ」とか。
ですが・・・少なくとも私の場合、タックルボックスの中で眠り続けるルアーも多いです・・・
結果・・・荷物が重くなり、腰に負担が・・・
年末年始に私のバス釣りBox(琵琶湖用)を眺めてたのですが・・・
ハードルアーは「(ゴースト)アユ」
ソフトルアーは「ウォーターメロン」
がほとんどでした・・・
もちろんバス釣り歴20年以上の間には自分の中での流行りカラーは変化していったのですが、最終的にはこうなってました。
自分なりにはカラーバリエーションを持っているらしく、ワームのウォーターメロンにも、ラメ入りとソリッドが揃えられていたり、アユカラーでも何色かバリエーションがありましたが。
あ、生野銀山湖Boxも出てきたのですが、それはカラーがスモークに限定されてました・・・
あ、三田・加西野池Boxからは、ブラック+ブラウン(のラバージグ)ばっかり・・・
え?シーバス釣りを始めた今ですか??
イワシの群れが私のタックルボックスを回遊してます・・・
お助けルアーにはチャート・パールは多少ありますが・・・
カラーチェンジをするか、ルアーチェンジをするか・・・
非常に悩みますよね。どうやら私はルアーチェンジのほうが先のようです。
「絶対にこの場所でこのルアーがハマル!」と言うときだけ、当日の水質やスレ具合からカラーチェンジをしてたことを思い出しました。
物事には裏表があると言われています。
優しい人は時に優柔不断であり、
意志の強い人は頑固だったり・・・
人気ルアーは、どこかで誰かが釣果をあげるルアーであり、
みんなが使うからこそ、魚がスレていったり・・・
すると・・・
売れ残りルアーが魚にとって珍しいルアーになり・・・
さて;・・・
今年はこのカラーに挑戦です。
今日はこれで釣る!とHAT前で投げましたよ。
ですが・・・凄まじいギラギラ光線に・・・
すぐさまイワシカラーに戻しました・・・
で・・・釣れちゃうんですよ・・・困ったことに・・・
しかし・・・この色・・・私にとってあまりにギラギラしてるんですよ・・・
いや、それで魚が寄ってくるのかもしれません・・・が・・・
うーぬ。